「裂き織り(布について)」動画の解説
おはようございます、”生活にゆとりとアートを・Design Studio GOODMOON”・布クリエーターゆさあきこです。
本日6月2日、「ゆさあきこの手織り教室:裂き織り(布について)」を配信しました。
この動画の解説ブログです。
裂き織りとは、文字のごとく、裂いた布をヨコ糸に入れて織ることをいいます。
裂き織りについて、解説していく前に、まずは布、です。
どういう布を選ぶか、というのは、どういう布を織りあげたいか、につながります。
織りあがった時に厚みがあった方がいいのか、カジュアルな感じで使いたいか、などなどです。
厚みがある布を選ばれると、織りあがりはカジュアルな感じになり、マット類に適したようになります。
薄い生地を選ぶと、細く切ることが容易なので、薄手の布に織りあがります。
プリントしている布ですと、どうしても裏側は白いです。
織る時に、この白が見えてイヤ、という方は、目立たない物を選ぶか、後染めではなく、先染め(染まった糸を使って織っている)の布を選ぶとよいです。
両端が白い時は、その部分を切り落とします。
ハサミでもいいですし、手で裂いてもいいです。
裂き方は、動画の通り。
ハサミで切り込みを入れて、手で裂きます。
ハサミを使ってもかまいません。(曲がるけど、、、、)
細い幅で裂くのが大変なら、ロックミシンを使ってもいいかもしれません。
ただし、ロックミシンは、当然糸はつけず、カラでかけます。
が、引き返す時が、少し大変かもしれません。
裂いたときのこの部分
切り落としてもいいです。
私はこのまま使っちゃいますけど、、、、。

裂く幅、これも作りたい布によります。
広いとカジュアルになり、細いと繊細な感じになります。
幅を広く(長く)裂くと、織る時に押し込むことになり、厚みが出ます。
押し込まずに、幅をキープして織ってもいいですけどね。
布端まできたら、
こんな風に、切り込みを入れて、同じように裂いていきます。
裂き終わったら、シャトルに巻いて、準備OKです。
裂いたことによって、布が丸まることがあります。
アイロンをかけてもいいですが、ちょっと大変、、、、。
私は、織る時に、伸ばしながら、、、にしますけど、丁寧にしたいなら、アイロンをかけてもいいです。
シャトルに巻くときに、捩じれても良し!、としてください。
捩じれないで巻くなんて、、、、かなりハード、、、、。

でも、イヤ捩じれるのは!!、って方は、直しながら巻いてもいいですけどね。
次回は、「裂き織りを織る」です。
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